収益ビルの外壁塗装工事です。
今回は直接地主様から工事を請負っています。
駅から近いため周辺から特定できないように表示しています。
そのため、付帯工事の写真を載せました。
大っきい建物でした。
強風のとき最上階で作業していると、体が押されますのですごく怖いです笑。
その場からすぐ下の階に降りたくなりますが、塗り残しやカスレなどないようにしっかりと作業します。
バルコニーの中でケレン作業をしています。
ケレン作業とは電動工具やヤスリを使い鉄部のさびや剥がれ欠けている塗膜などを剥がす作業です。
木の素材部分もケレンをおこないます。
またケレン作業には1種から4種まであります。
仕上がりは綺麗に見えても、ケレン作業の手抜きにより、すぐに剥がれてきます。
人が作業を行うことですので塗った箇所が全体的に剥がれるなど症状が出る場合は、ケレン不足や旧塗膜に原因があるかも知れません。
やはり経験の差(事例の数)が仕上がりの差になります。
バルコニーの鉄柵柱とその周辺の養生写真です。
この部分は、防水層(グレーの部分)と鉄柵柱のからみがあるため、単純に粘着力の強いテープのみで貼ってしまうのは駄目です。
テープを剥がすときに防水層を引っ張ってしまい、結果モルタルとの間にすき間を作ってしまい、雨漏りの原因に繋がります。
地味ですがかなり重要な箇所です。
写真の青いテープが粘着力が弱いため、防水層を痛めません。
鉄柵柱の回りはブルーの粘着力が弱いテープで囲ってます。
その結果、写真のように防水層と鉄柵柱のつなぎにすき間を発生させないよう丁寧に剥がすことが出来ました。
写真の部分は数箇所あります。
一つ一つ手間がかかるのですがお客様が知らない事だからこそ職人には責任が生じます。
ガムテープでさっと出来ますが、それは当社では手抜きと判断します。
自分の家を塗り替える時と、お客様の不動産を塗り替える時の差があってはなりません。
このような項目をお客様は見落すのでご注意ください。
お見積りに金額は入っていなかったのですが、ついでにお願いされ快く塗装しました笑
コンプレッサーを持ってきて吹付け塗装しました。
塗装とは関係がないのですが、水道管がむき出しの状態でしたので、腕の良い職人に管を保護してもらいました。
塗装以外でもご参考にして頂きたいのでご相談ください。